1961年、外交官の家庭に生まれ、少年時代をキューバ、メキシコ、アルゼンチン等で過ごす。 若くして来日。
上智大学比較文化学科を経て、カナダのブリティッシュコロンビア大学を卒業。
『日経ウィークリー』記者、米経済紙『フォーブス』の元アジア太平洋支局長を経て、現在はフリージャーナリスト・ノンフィクション作家として活動。
現在は日本に帰化している。
日本の国内メディアでは殆どタブーとされているようなテーマに度々言及し、それを正面から問題提起するスタンスで多数の書籍を発表する一方、メディアの在り方それ自体をも強烈に批判している。
近年は『 9・11テロ捏造ー日本と世界をだまし続ける独裁国家アメリカ』(徳間書店)や『暴かれた9.11疑惑の真相。』(扶桑社)で、9.11の同時多発テロおよびそれ以降のアメリカの暗部等をも広く扱うようになった。
一方でアジアとの協調を主張し、日本はアジアと連携し、堕落した西洋社会の支配を打ち破るべきだと主張している。
日本語を含め4ヶ国語を操るクワトロリンガル。
一億総中流化を実現していたころの日本をこよなく愛す、下町大好き人間。日本人こそ世界をリードし世界を救済する使命をもった民族、国家破産の危機を乗り越え、日本国精神の再浮上を願う。
カナダから来日し、日本の政治、経済を含めた裏社会へ取材を断行し、日本を愛すると同時に日本人よりも日本を憂う尊敬すべき外国人。
ベンジャミン・フルフォード 2010年8月27日 熊本講演
熊本汚染瓦礫受け入れ問題〜民間から行政へ伝わる現場〜
熊本に疎開移住し、放射線汚染瓦礫受け入れ拒否の署名活動をする @mamansaさんが問題を訴える。
その場にいた市議会議員 豊田紀代美( @toyodakiyomi)さんが、さらにその場にいた熊本県知事 補佐(後の副知事)の小野泰輔( @taisukeono)さんに訴えるという人〜人への現場。
その後の懇親会では御堂岡啓昭(@Ani2525)さんなどを交え、現状の問題をそれぞれの観点で熱く語り合いました。
答えを現在進行形で模索する今、現場の声がどのようなものなのか。
共有する意義を感じ、ノーカット配信します。
● 工藤シンクとむつみの暮らしと配信
https://www.meoto.tv/
https://www.youtube.com/watch?v=_nzcsSxahq8
人類史上最悪の原子力災害。国土の半分が放射能に汚染され、最悪を更に超える事態も想定される現在、我々はどう立ち向かい、何をなすべきか?チェルノブイリを現地取材した山本氏が見る日本の将来とは?
俳優/反原発の旗手
山本 太郎 氏 緊急 来熊!
2012年2月10日 熊本緊急講演
http://www.clubpyramid.jp/20120210.html
前説;
御堂岡啓昭さんによる祖父の広島での入市被爆の話とゲストのご紹介
第一部;
木下黄太さんの講演と山本太郎さん、木下黄太さん、御堂岡啓昭さんのトークセッション
文字おこしテキスト
1)「首都圏における健康被害と避難」
2)「避けたい食品と海洋汚染〜市場での産地偽装業者〜」
3)「恫喝と買収」
4)「瓦礫問題・熊本の役目」
5)「これからの選択 政府・大阪・遷都・生き残るために」
第二部;山本太郎さんの講演
第三部;牟田 喜雄 医師の講演
第四部;質疑応答
土壌汚染は移動している
03:00
新規で土壌汚染という話はあまりないんです。
でも、ここのところ見ていて、土壌汚染の状態というのが、
いろんな形で、多分数値の変動というのが、色々と起きている状況だと思います、関東圏も。
福島は言うに及ばないので、ちょっと、コメントしてもしょうがないのでしません、僕は敢て。
関東県も南東北も数値がいろんな変動で起きていまして、
多分、これはですね、セシウムだけを測っているんですね。
セシウムだけしか測れないので測りますが、
で、セシウムっていうのは水に溶けやすい訳ですよ。
そうすると、移動しているんですよね。
同じ場所を測ってもここのところ濃度が高くなったり低くなったりしているケースがままあって、
これは何でこんなバラつきが・・ってもちろん検体が少し違えば変わるんですけど、
どうも日本の雨の影響というのが結構出ているかなと。
良い意味でいうと、表土壌の濃度が下がっている場所も結構あるんですね。
ところが、問題は、そのセシウムがどこか別のところに行っているだけなんですよ。
蓄積してたまるようになっている場所が、
実はその庭の別の場所に偏在化して起きているとか、
あるいは地中の少し深いところにたまった状態で残っているとか、
そうした状態が今考えられる状況だと思います。
だからそこの部分を見て行かないと、
結局その濃縮されている場所だけそ検体を取って土壌汚染していると言いだしても、
話が始まらないケースがあって、
濃縮されている場所がこの程度、そうじゃなくてフラットに取ったらこの程度みたいなかたちで、
その土壌の汚染の状態をちゃんと見ていかなければいけないと思います。
で、基本的に首都圏の土壌の状態はあんまり芳しい状態に無いままなので、
それはもう、何百ベクレル程度の汚染というか、
500ベクレル以上の汚染というのは東京の23区内では普通に見つかる状態です、当然のことながら。
首都圏での生活における健康被害
05:05
この状態で、生活がしていけるかという事に対して、結論が出る話というのは無いんです。
無いんですが、基本的にこうした場合に健康被害が起きているか起きていないかといわれると、
「起きている」と言わざるを得ない。
ウクライナのキエフ等がいい例で、
キエフはウクライナの首都ですから、中心的に子どもたちがそこに集まる。
病気になった子どもたちがそこに集まる構造があるのは、間違いないんですけど、
でも、それでもやっぱり、有意に健康の異常が発生する。
たとえば、3割ぐらいの子どもが健常じゃない事になってくる。
健常じゃないというのは奇形じゃないですよ
奇形という意味じゃなくて健常ではない子どもが3割ぐらいある可能性がある。
もっと汚染のひどい地域、
ベラルーシのもう少しひどいエリアになってくると、
ちょっとした異常なら7割位のお子さんがおかしくてもこれはしょうがないという状況なんです。
全然変わっていない。
20何年たっても、結局土壌の蓄積の状態というのは大きくは変化をしません。
一定程度は下がりますけど、一定程度下がっているだけなので、
そうした放射性物質を吸い続ける環境にあることは変わらない訳で、
それが東京都内でも似たり寄ったりの状況というのが、
今も多分続いている状態です。
明瞭に死に始めている
06:31
こうした環境の中で、最近どういう事が起きているのかという事を言っておくと、
結局、明瞭に死に始めているケースがあるという想定だったのが、
想定ではなくて、僕のところには、一定以上の数がきています。
たとえば、どんなことかというと、
12月の中旬ぐらいから1月の中旬ぐらいの1ヶ月間
都内で、突然死亡して、しかも死因が明確ではない不審な状況で、虐待とかそういうのではなくてですよ、
死んだ0歳児から4歳児の数。
だいたい何人か分かっているんですが、
情報源の特定があるので正確に言う訳にはいかないんですが、
仮に10人としましょうか、その10人とした時にその10人の数というのは
実はその前の年の1年間と同じ数だったりします。
言っている意味が分かりますか?
1年分と1ヶ月分の数が同数だったりします。
これは、同じような話として、
20前後から40代の男性もこれほど増えていませんが増えています。
数としてはその層の方が突然死するのが多いんですよ。
0歳児から4歳児はそんなに突然死はしませんので。
20代から40代の男性と言った方が突然死が多いんですね。
だから母数が増えます。
母数が増えていて増加の割合は増えていません。
なんていいますか、今言ったのは10倍ですから、要は1000パーセントになるという、
その状態ではありません。
100%だったものが150%とか200%になっているだけで、
それがこの秋口ぐらいから起きていて、まだ数は検査としてはっきりしない状態です。
まだ、もしかしたら、統計的には後で減ってきたら、1年ではトータルでは実は同じぐらいと言えるかもしれない。
数カ月なのでまだ分かりません。
だけど、そうした情報も僕のところには来ています。
これは、そうした情報をもたらしてきた人たちは、特に警戒心を強めている状態にあって、
異変が起きているのではないかという、一番の僕のメルクマールだと思う。
つづきは続きを読む
同じ母集団から2例ずつの突然死
で、同じようにその突然死をしているという話自体が、
たとえば東京の武蔵野地域の高校、
それから横浜の瀬谷区に所在する高校とかから聞こえてきていて、
特に、 武蔵野市の高校で、突然死が2例起きたという時に学校の中でどういう話があったかというと
学校の中でどういう話があったかというと、
会合を持たれていて、学校から親ごさんサイドに対して、
「 こういう事が頻繁に起きている状況がどうもちょっとあるので、お子さん達の健康に注意して下さい」
要はその学校の中のみならず、
その学校の外の別の学校でも同様の事例があるので注意をして欲しい。
みたいな話が口頭であったと、僕はその人達から聞いています。
だから、今までそういう事があるという話は、
普通ね、高校生ぐらいのレベルで、突然死が、たとえば同じ学校で1年で二人起きるという事は、
普通絶対にないです。
確率論から言うと、絶対にないです。
多分、自分たちの高校で在学中に同級生ないし上の学年下の学年、突然死した経験がある方って、
この中にどのくらいいらっしゃいます?皆無ですよ。
っていうレベルなんです。それが二人起きるんです。
武蔵野の高校は200人ぐらいかな、1学年が。
5,600の規模です。それで2ですから。
確率は非常に高い。
それから 横浜の高校は、ここは結構多いんですよ。
1学年は1000人単位の学校なので、3000,4000位規模があるんです。
だけどそれは、 同じ日に二人死んでいます。
先生と生徒ですから、
40代の女性の先生と高校1年の男子生徒。
それはだから、ちょっと状況が違うんですけど、
でもそれでもそうした事が確率論から言って「起きるか?]といったら起きないだろう。
断片的にこういった話が僕のところにいくつもいくつも入ってきているんですよ。
これをね、だからどういうふうに…僕は自分の中でも考えているんですね。
自分の知人友人の中で、たとえば自殺とか、事故死とか、そういうのは別として、
本当に病気による、しかも、何か持病があったわけでもない突然死というのが、
過去に何例あったか、今、僕は40何歳ですけど、考えているんですけど、
2例しかないんですよね。40何年間で。
親戚が1例、前の家のおじさんが1例。
僕が小さい頃に、それはもちろん同じ年ではなくて、別の年で数年違いで1例づつありましたね、たまたま。
それ以外にはないですね、
親戚はトラック運転手で、長距離トラックの運転をしていて、
それで心臓死で死んでいるっていうか、運転中に気分が悪くなって車を止めてそこで亡くなっているので、
これは申し訳ない、運転手の方に行ったら申し訳ないけど、
長距離のトラック運転手の方に特にあった話で、突然死と言ってもある種の、
これは、ま、仕事上の疾病みたいな状況で、そういう事しかないですね。
家の前の人は多分、普通に学校の先生でソフトボールした後に家に帰って来て、
それで家で寝ている間に突然死されたので、
それ以外のケースで、自分の身の回りで、
僕は普通の人よりも、遥かに多くの人間と付き合っている人間ですが、
聞こえてきている量としてはそれしか突然死は無いんですよ。
つまり、突然死って、そんなに頻度が多く怒る話じゃなくて、
同じ母集団や同じグループの中で、突然死が二つあるっていうのは変なんですよ。
たとえば、これは鈴鹿かな、三重県の人に聞いた話ですけど、
その女性は東京の大学にきていて、
自分の友達友人という関係者が30人いて
彼女自身も含めて 年齢は30代半ばなんですよね、
それでふたり。
その 30人のうち二人が突然死している。
福島じゃないですよ。
首都圏ですよ全部、二人とも。
だからもちろんね、偶然たまたま亡くなるっていう方はいる訳ですよ。
どんな時でもだれでもね。
そうじゃなくて、 それがダブルになってきた段階で、初めて確率としておかしいのではないかと。
そういうたぐいの投稿というのは僕のところに10人ぐらいの人から来ています。
もっといると思いますよ、おそらく。
つまりね、
もちろん突然死をしていても、死因がはっきりしていれば統計上上がってこない物もあります。
いろんなことがあります。
だけど、おそらくそうした形で、統計が上がり始める状況に、この3月末ぐらいからはなるだろうと思います。
一部統計が。
確定的な統計は1年後にならないと上がらないです。
でも、それを待っていたら、やっぱり決定的に遅いと思うんですよ、情報が。
数100レベルから危険は十分にある
これね、非常に難しいのは横浜にしても、その瀬谷区でもね、高濃度地域というのがあって、
何万ベクレルぐらい溜まっている場所がありました。
あれは水路の後ですけど。
あのね、何万ベクレルたまる場所っていうのは、
基本的に言うと1000ベクレル2000ベクレル位は降下した場所があるはずなんです。
10倍ぐらいに濃縮される可能性があるので、
そうするとそれを考えた時に、そうしたエリアであれば、どこでも起きてもおかしくないし、
それをどういう形で身体に摂取して、
つまりそれが吸引気から直接プルームから、食べ物から、どういう形で接触したのかは分かりませんが、
それをしていると非常に厳しい状況に身体がおかれる状態になる。
もちろん個人個人によって体質もあるし、強さもあるし、来てる濃度もあるし、
それはもちろんはっきりは分からないですよ、はっきりは分からないですけど、
そうした事が十分考えられる状態にあると思います。
だから、土壌の汚染の状態を見ていった時に、
やっぱり、決定的なレベルっていうのは何処なんだろうと、ずっと気にしているんですよ。
もちろん1000ベクレル2000ベクレルなんていうのは、非常に厳しいというか、無理だと思いますが、
でも、おそらく可能性としては
数100レベルから危険は十分にあり得るという想定をたてずにはいられないと私は思っています。
00:14:48
だから、 ウクライナのキエフが0.8キュリーっていう単位だったのは結局460ベクレルぐらいで、
これは僕らの放射能防御プロジェクトが、セシウム合算で取った、
東京都23区多摩合わせての平均値と一緒です。
ただし、これは前から言っていますが、
多摩の方が低いので、23区の東側はかなり高いです。
ですから、おそらく23区の平均は、600,700,800位が普通でしょう。
それで言える事は、新宿で毎年基準値を取っている場所があって、
これは歴年2ベクレル以下です。0.いくつとか、1.何とか。
その年によって違いますが、だいたいそれがセシウム137の量です。
それがこの秋に採ったのは 790ベクレルになっているので、
感覚的にこんな感じでいいと思います、 東京の23区内の平均の数字というのは。
おそらく多摩地域の方が少なくて、
多摩地域は500ベクレルを切るぐらいだと思います。
300、400位ではあると思います。
そうすると、その多摩地域位の数字だと大丈夫なんじゃないかと考えたいんですが、
武蔵野も当然多摩地域に入ります。
健康被害の報告がきている以上、僕はそのぐらいから厳しいのかなと思います。
実際ですね、
ベラルーシの首都 ミンスクは多分300ベクレル前後の汚染だと思うんですが、
このエリアで・・・僕はブログに書きました。
健康被害が起きるか起きないかというと、明確に起きます。
基準にできる数値は?
で、どこを基準に取るかっていう話があって、
さっきもね、熊本にせっかく来たんで、
ツイッターでも有名な 小野先生に、実は病院に行って話してきたんです。1時間弱。
「どのぐらいかな」っていう話をした時に、
JCOの事故の時に、やっぱりいろんな形で被害が出ていて、
「東海村でも厳しかったよね」という話に、僕と彼の間でもやっぱりなっていて、
僕は東海村の取材経験があるんですよね。
だから、東海村の取材経験の感覚でいうと、あの時の状況にシビアだったと考えて、
で、東海村の土壌汚染というのは大体ずっとどの程度なの?、というと、
JCOの土壌汚染はほとんどないですよ、ないですけど、
だいたいずーっとね、ずーっとだだ漏れな訳ですよ。
だだ漏れっていうのは、全部漏らしているわけじゃないけど、
一定量漏らし続けている状況で、平均で60ベクレル/kgぐらいなんですよ。
もちろん、同じぐらいの九州でも、大分の武田かな?数10ベクレルぐらいのね、基準を出しているところがあって、
多分あそこは降下んだと思います。
要はチェルノブイリとかの時に一定以上降下したところって、そのぐらいはあるんですよ。
ですけど、東海村の場合は新しい核種が微量に出続けている状態になっているので、
もっと健康被害が出る可能性がある。
だから東海村でね話しをすると、茨城でよく分かっている人達は、
東海村っていうところはあんまり行くところでもないし、そういう場所だっていうことを
認識しながら暮らしている場所ですよ。
と、よくいわれるんですよ。
何かが起こる事を、想定しながら生きましょう。
だからそれを考えると、それが 60ぐらいなんですよ、数値として出てくる数値は。
実際に健康被害がどのくらいで起きるのかという事をね、チェルノブイリで詳しい先生なんかに話をしていると、
これは平米でいうんですが、3000ベクレル/平方メートル位からあるんじゃないかと。
3000ベクレル/平方メートルっていうのは、約50ベクレル/Kgぐらいです、65で割ると。
5,60からというのも可能性があって、でもそれは高いわけじゃない、確率が。
一応目に 見えて高くなるのが数100、200とか300とか、
そうしたオーダーぐらいから、目に見えて分かる事が起こるんじゃないか。
そうすると、東京の平均というのはそれのもう倍以上あるわけですよ。
特に23区は。
そうした状況の環境下に人がいられるのかといったら居られません。
最低6年
本質的にいったんちょっと下がったように見えても、
結局その放射性物質というのは半減期以外に減る要素は無いわけです。
時間の経過しかない。
そうすると、その時間の経過で考えた場合に、セシウムの134は半減期は2年、137は30年ぐらいかかります。
そうすると、137はほとんど数年単位では減らない。134しか減らない。
そうすると134がほぼ意味の無い量になるまで、大体6年最低かかる。8分の1になるまで。
セシウム134が8分の1になって、カウントしなくなってくれば、
134と137の放出した量というのが、大体今回は半量なんですよ、似たり寄ったりどこで測っても。
だから半分は無くなる。
そこまでに6年かかります。
だからいったんね、
この中で避難されている方はどのくらいいるんですか?
多分ね、いろんな地域からいろんな形で避難されていると思いますが、
いったん避難された方が、じゃぁ戻るか戻らないかっていう議論を、まだしてくる人が僕にいて、
もう、僕はね信じられないんですが、
戻る選択肢というのは最低6年後からしかないですよ。
一瞬帰るとか、そういう事を言っているんじゃなくて、
今たとえばこの熊本で生活が始まっていてね、
その生活を続けていく行かないという事で、
熊本が合わなきゃって事もあるじゃないですか、それはいろんな考え方があると思います。
だけど、じゃぁ戻るかっていうときに、
「戻る」っていう選択肢は合理的じゃないです。
それはもう、6年ぐらの月日がたった段階で、セシウムが半分ぐらいになる。
その時に自分のところの土壌の状態から考えて戻れるかどうか、
もちろん自分の家だけじゃなくて、周りの環境を考えて、
だいたい自分の地域は200ベクレルぐらいしか平均汚染がないから、100ぐらいまで落ちる。
そうすると、健康被害的には考えずらいんじゃないかと、
それは議論の可能性はありますよ、楽観的に考えれば。
でも、楽観的に考えて、その限界がそのぐらいです。
一定程度の感受は仕方がない
いったん避難すると、・・・
ただ、1ベクレルでも嫌だから避難するという人もいるので、世の中には。
そういう人は知りません、私は。
いろんな方がいます、世の中には。
九州にいて・・・多分、関西から九州に行って、「九州で危険だから」って言っている人もやっぱりいるんですよ。
で、沖縄に行って、「沖縄も危険だから、もうどこにもいけないから柏に戻ります」とかね。
居るんですよ、本当に冗談じゃなくて。
で、僕はそういう人たちが、本末転倒な事をするのが非常に怖くて、
優先順位は濃度が極めて高いところから逃げなければいけない。
だけど、 微小なところに関しては
こればっかりは「起きるか起きないかもう分からないぞ」というところに突入していくので、
そこの部分に関しては、一定程度感受するという事も必要になります。
国内で感受できると思われる地域
で、十分熊本は、もちろんそれは感受できるレベルなんです。
僕の感じでいうと、名古屋ぐらいから西であれば、生活していくのに、
ま、よほどのホットスポットがたまたまあるという事は絶対にないとは言えませんが、
食べ物に気を付けていけば、吸気とか、そうした生活上で不可能なレベルとは思わないです。
というのは、名古屋あたりで測ってもほとんど出ないし、
名古屋以西でも数10ベクレルか10ベクレルぐらいの汚染しか出てこないです。
たとえば、京都で、すごく溜まってたと言って10ベクレル20ベクレルなんですよ。
それは普通に見たら数ベクレルぐらいなんです、汚染が。
そのぐらいしか出ないですね、10ベクレル20ベクレル超える汚染が出たって言われているところは、
たいがい、もともとセシウム137がある場所で、どうもそれも違うんじゃないかと思っているのと、
実はちょっとね、今、沖縄でもそうした話を少し聞いているんだけど、
畑なんですよ。
そうするとね、どういう事かっていると、その畑の土がちょっと出ているって言って、
もし、沖縄で本当に出ているのなら問題なんだけど、
そうじゃなくて、周りを調べろって言ったんですよ。
その畑だけじゃなくて、周りの周辺の土を調べるんですね、
そうすると周辺の土に出なくて、畑だけ出るという時がやっぱりあるんですよね、
そうすると原因は降下物じゃないんです。
腐葉土とか肥料です。
それは十分ある、そうしたことはありますよ。
だけど、大きく問題になるような土壌の汚染というのは
やっぱり、降下物が大量に来ない限りあり得ないので、
そうしたものが起きるか、起きないかというところの、ま、しきい値ですよね。
どこがっというと、まぁ、名古屋。
ギリギリ言うと静岡の西部ぐらいからは居住可能なベースだと思います。
だから、「どうしても近場でなければ」という人に言うのは、
「でも、浜松までは行って下さい」と、
浜松まで行けば2,30ベクレルぐらいの平均の汚染になるし、
市街地はほとんど数ベクレルぐらいです。あんまり変わらない、関西エリアと。
だから、そういう意味でいえば浜松ぐらいまで行けば少し安心が出来るかもしれない。
いろんな意味で土壌の汚染というのは、そういう事を見るのに、いいメルクマールなんです。
セシウム以外の放射性核種の測定
ただ、一つだけ言っておくと、これはセシウムの事しかわからない訳です。
他のいろんな核種、特にアルファ線ベータ線の核種なんか、分かっていないんですよ。
で、このことに関して、マイナスの情報を言いますね。
ぼくがずーっと、講演会でもブログでも言っているんですが、
実はドイツの研究機関に測らせるという事を言って、
放射線の防護境界とかミュンヘンの環境研究所にいろんな依頼をしています。今もしてます。
今のところの結論から言うと、
ドイツの放射線防護協会がラボを探し続けても、結局受けるラボがありません。
受けるラボがない理由は二つです。
一つは 能力がない。それはしょうがない。
もう一つは 日本の事情に立ち入りたくない。
ドイツでさえ、そういう事を言ってこられています。
なぜならその手のラボというのは、反原発グループのラボではないので、
いわゆる推進派に近い立場のラボなんですよ。
だから、「うん」って言ってくれない。
ドイツでもその現象が起きていて、
で、実は、ミュンヘンの環境研究所が、「自分たちが機械を入れて出来る」と言っていたのが
蓋を開けてみたら、アルファ線とヘベータ線の核種の有無は分かるけど
その核種の識別まで行く作業まで、到底追いつかないというふうに、
実は、先週かな、今週かな、の段階で、僕の方に返答が返ってきて、
僕は目がテンになっていて、困っているんですよ、もう。
測れるっていうところがなくて、探し続けている状態です。僕らの方も。
実は、国内で測る能力があるところも他にあるんです。
あるんですけど、そうしたところで、測る測らないという話をしていく流れにしようとしたんだけど、
測ると言ってくれない。
もしくは測る力がない。
どちらかの決着になっている。
「測らない」と言っている人達は世間の目を気にしている訳です。
だから、世間の目から言えば、
何でしょうね、世間の目という立場から言うと、
非常にね、今回の話というのは、ぼくもだんだん、だんだん。
そろそろね、発生から11カ月ですよね。
もう1年を迎えようとしていて、
だんだん僕もあきれ返っている。
ぼくはもう、何100回も同じ事を言っているんですよね。
ひたすら「 避難して下さい」
それは、合理的にこうするべきだという解決策が、それ以外にないからいっているだけで、
他の解決策があるんだったら、こうして防御して、こうして防御できますっていう話になるんですよ。
ところが情報を詰めていけば詰めていくほど健康被害が起こる可能性が高いのと、
事実上部分的に起きている事はほぼ間違いがないのと、
さらに言うとその場合に、
食べ物だけそ回避すれば何とかなるんであれば、なんとかするんですよ。
ところが、 食べ物を回避しても吸気の問題はどうしても残ってしまう。
さらに、セシウムは分かるけれども、セシウム以外の核種が測りきれていない。
その核種が微量あった場合にどういう健康被害が出るかという事に関しての、
合理的な研究は一切ない。
むしろ悲惨な方の方が予想される、いろんなチェルノブイリの報告からすると。
ソビエトのチェルノブイリ25年目のまとめの文献
だからそうしたことをね、
たとえばこうしたバカなことを言う人がいて、
ツイッター上かな?ブログの書き込みかなんかで、
「避難をした人たちの方が健康被害が生じて、しなかった人たちがなったのは明らかです」という
ソビエトの25年目のまとめがあるのを見ていなくて、 ちゃんとした文献を木下は読んでいない」
っていうんですよ。
それは、ちゃんとした文献でも何でもなくて、
ソビエト政府とかは基本的にこの話を、ベースは 全部隠ぺいしている訳です。
これは、ソビエトという体制が何をしていたかという事を、
1冊か2冊本を読めば全部分かる話で、
極論を言いますね、
放射性物質を使って、もともと自分の内部にいて情報を出している人間を、
亡命した人間を暗殺するのが、あそこの国のやり方なんです。
分かりますよね、言っている話は。
ロンドンで起きたね、暗殺の話は。
それがベースの国なんです。いいですか?
放射性物質をそういうふうに使うんですよ、彼らは。
いいですか、まともな国じゃないんです。
それは、あの国に一回でもビジネスで行けばすぐに分かります。
旅行でも解るかもしれない。
僕は少なくても1995年にオウム事件の関係で取材に行っていて、
あの国の中で、いかにアンダーマネーしか世の中に存在しないのか。
つまり日本でね、賄賂を渡したとか、そんなレベルの話じゃないんですよ。
あそこはオープンな金が少ないんです。
いわゆるアンダーなマネー、アンダーテーブルでの話しかないんです。
その中で決まっている事で、人が死んだりするんです。
ちょっとした事で、たとえば、やりとりの行き違いが出て、
安くね、たとえばキャビアを売りに来てたキャビア売り商人がいて、
それが何かまずかったらしくて、
次の週になったら、お風呂ごといきなり爆破で飛ばされましたとかね、あるんですよ普通に。
僕だって、取材をしていたサビツキーというね、
オウムとロシア政府の中枢の幹部のかかわりを追及していた代議士がいたら、
その代議士は交通事故で死ぬんです。
僕が会った数カ月後に。
僕を含めて数人しか会っていないです、彼とは。
だけど、死ぬんです。
で、交通事故が暗殺の手段なんです。
そういう国なんです、ベース。
カーゲーベーのトップがトップになる国なんです。
そうした国でちゃんとした情報が出るという事を、日本人で信じている人が一人でもいるとは僕は思えないですよ。
もともと誰も信じていないですよ、そんなこと。
御用学者は頭が悪いか確信犯
あの国が能力のある国であることは認めるけれども、
情報の隠ぺいに関しては、それはもう、当たり前の国であって、
そうした国の言説をもって、それを書きこんでくる奴がいるんです。
それはそいつがただ書きこんだのかと思っていたら、
ビックリしたことに、
それは 東大の中川准教授達が書いている本の中の記述にありますと言って僕の方に送ってきて、
こんなレベルの低い事を書いているのが御用学者です!
御用学者っていうかね、人間としておかしい。はっきり言って。
あのね、社会的に考えて、放射能の物質の事でね、
疫学的にどうしたこうしただからってね科学者たちが言っていますけどね、
いいですか、
疫学的にどうしたこうしたって、最後は疫学で決着していくんなら
何年もかかって、実際に全部結果が出るまで分からないんですよ。
そうするとその前の段階は予防措置を取るしかない。
現実に起きている時は今その時なんです。
その時にファクターをいろいろ見ていきますよね、
社会的に起きている事で科学的な要素もあるけれど、
社会的な要素の、歴史的な要素の情報がどういう形にやりとりされているか、
そうした事は全部見ていかなければいけないんですよ。
そうした作業が全くできていない。
はっきり言うけど、頭が悪いんですよ。
東大出てても、申し訳ないけど、
どんなに自分が専門家だと思っているかもしれませんが、ね、
隠ぺいをしようと思って、確信犯でやっているか、
そうでなければ人間として頭が悪すぎるの
確信犯だったら、こんなヤツは死刑ですよ。
そういうレベルの事を平気でしている。
あんなものを本当のものだと信じている、本気で信じていたら、愚かですよ。
放射性物質がないところば影響は受けない、それだけのこと。
だってね、基本的に放射性物質がない環境に行けば、放射性物質の影響は受けないんです。
あれば受けるんです。
それだけの差なんです。
で、受けた人の中で、どういうふうになるかは、
その人の体質やその人のDNAの状況や、その人のいろんな体の健康の状況によって決まっていくだけなんです。
31:12
それと後は受けた量とかね、それで決まるだけなの。
受けなければ、その要素、ファクターは減るわけ。
だから、「避難するしかない」って言っているんですよ。
避難をしたくないのは分かります。
気持ちはすごく分かります。
別にここの人達に言う必要はないんだけどね、避難しているんだから。
だけど、避難をしたくないって言っている人たちの事で、僕は全く分からないのは、
良いですよ避難しなくて、それで済むなら。済むなら、それでいい。
別に僕は、あなたに避難して欲しいと思っているわけじゃないんです。
だけど、避難しない場合に起きないという事は担保できないの。
で、起きるファクターがあるの。
科学的にみたらそれしかないの。
だから埃の調査も僕たちはしたんです。
世田谷のホコリ
埃の中で、たとえば世田谷区で、割と閉め切っている。
ずっとじゃないけど、比較的閉め切っている世田谷の高級住宅地。
小沢一郎邸のすぐ近くの家の普通の ホコリを50グラム採った。
75ベクレル出るんですよ。
普通の吸気の中に必ずセシウムは入っているんです。
どんなにやっても。
Kg当たりに直したら、これは1500ベクレルですよ。
キロも吸わないから、埃を。
だけど、日々、ちょっとずつ吸気で吸入するのは分かりきっている。
この調査をいろいろやった人たちの、中心の女性は「もう、無理」って言って、
この人も学者ですよ、学者なんだけど「無理」って言って
「3月にやっぱり関西に越します」と。
無理なんですよ。
データをそろえていけば、安全だと言いきれるデータなんか一個もないの。
ひとつもない。
言える人がいるんだったら、
じゃぁ、僕の目の前で「絶対に安全だ」って言いに来ればいい。
誰も言ってこないですよ。
ツイッター上で下らない事を言ってくる奴だとか、
ブログで下らない書きこみをするのが山のようにいるけど、
じゃあ、ちゃんとそれを言ってくる奴がいるのか、いないですよ。
どっかの新興宗教
頭のおかしな人はいっぱい居ますよ、
どっかの新興宗教団体に飼われているような人とかね、
だって、お前、その新興宗教団体の信者だろと、
知っていますよ、その新興宗教団体は、だって僕はそこの地元の出身だから、
徳島の出身だから。
その新興宗教団体のオヤジがどんな事を言って新興宗教団体を作りたいって
僕のオヤジの新聞記者に言ってきたから、
僕は全部そういう事が分かって言っているんです。
そんなレベルのやつらですよ。
言ってて、大丈夫だって言って、学者に言わせている訳。
安全だって。
安全な筈がない。
安全だと言い張る根拠なんか一つもない。
ひとつもですよ。
ただしね、もちろん安全である場合はある。
そういう人はいるかもしれない。
だけど、安全であると言い張る根拠は絶対にない。
これは、だから、
ロシアンルーレットをやるかやらないかっていう話なんです。
やるならいいですよ。お子さんにやらしたいんなら。
自分がやりたいんなら。
目の前の危険を見つめない
なぜ、やる必要があるかっていう事です。
その事をやる価値が、ある仕事を東京でしている人間が、僕は100人も東京にはいないと思う。
今の東京には。
絶対にそれはいない。
自分のね、お金の価値とか、いろんな価値があって、いるのはいるでしょう、
だけど、本当に社会的に、自分のいろんな人生の中で、いろんな人とのかかわりの中で、
本当に自分のすべきことを今している人が、東京にそんなに多くいますか?
何100万人もいるけど、いないよ。一握りもいない。
そういう時分にあるにもかかわらず、
起きている生物体としての危険が目の前にあるのに、それさえも認められないのが、今の東京だと思いますよ。
だから、不思議なんです。
なんでね、アルジャジ―ラガ取材に来て、
なんでニューヨークタイムズが取材に来て、
なんで北海道新聞が取材に来て、
さっきも熊本日日新聞と話していましたけれど、
なんで、関係の無い場所の人達ばかりが取材に来て、
それで、直接一番、自分たちも危険である東京の人間が、身体を張って話をしに来ないのか。
しにこないですよ。
それはなぜか、
目の前の自分の危機を見つめられないからです。
マスコミの罪はだから、すごく重い。
自分が、目の前にある危険をきちんと見なきゃいけない。
瓦礫
この話がね、人ごとでなくなってくるのは、
次は瓦礫の話しです。
35:13
その話なんかは、・・・この後トークセッションですよね?
そのところでもっとしようと思います。
がれきの話という事で、
この話が実はもう、汚染地の場所にとどまらず、いろんな形で、
全国に波及していく可能性がある。
さらにそれだけじゃなくて、
もはやこの状況になってくると、
普通に放射能が嫌だから逃げるというお母さんたちの話では、事はすまなくなるという事です。
その事を自覚して下さい。
35:40
ーーーつづく
36分
山本:
怒ってましたね木下さん
僕下のモニター見てたんですけど、モニターから湯気出てましたよ。
木下:僕ちょっと、寝ていないんですよ
山本:
でも、ほんと、国がやらない事を木下さんが全国回って、いろいろ調査してくれているから、
危機感というものを感じれる人が多かったと思うんですよね
木下:
ホントにね、僕もだんだん不思議になってきているんですけど、
ここまで具体情報を言っていて
で、何て言うのかな、お子さんたちの身を守ろうと思わない人たちっていうことが、
多分、食べ物で何とかなると思っていると思うんですけど、
多分僕ねぇ、何とかなる人もいると思いますよ。
だけど、何とかならない人もいて、
僕はそのロシアンルーレットをさせるという感覚が理解できないんですよ。
山本:
ま、動かないという事は、子どもに向かって銃口を向けているのと一緒ですもんね
木下:
だからほんとに同じ感覚ですよね。
山本:
その引き金を毎日引かなきゃいけないっていう、すごい状態ですよね。
木下:意味が分かんないです。
山本:そしてこのかわいらしいお花つきのマイクでとんでもない話しをしているという
木下:ここだって、結婚式のブライダルとかするところでしょ?
ーちょっと略ー
僕は家族が欲しい、だけど・・・
3736
山本:
本当にとんでもない状況じゃないですか。
こんな状況なのに原発動かす気満々汚染されまくっていて、そこから移動できなくてという中で、
今、僕が思うのは、
僕は家族が欲しいし、子どもも欲しいんですね。
でも、今この世の中で、「子どもを作っていいのかな」って思っちゃいますよね。
木下:
あのね、女性でその不安を抱えている人は、やっぱり多いと思うんですよ。
だから、僕のところに話をしてくるお母さんたちの中に、
やっぱり、次のお子さんを「あきらめた」とか、
「いや、まだ諦める事は無いですよ」っていうんだけど、やっぱりそういう事になりますよね。
西日本は距離の割には汚れていない
御堂岡:
木下さんはおっしゃっていたと思うんですけれども、熊本はオーストラリアと同じであると考えていんですか?
木下:
あのね、汚染の状況を見ていくと、一つはっきり言える事は、
西日本は、この距離にしては汚染されていないんですよ。
これは風向きとか、日本の地形とか、
福島第一原発は岩盤10mぐらい下げているんですよね。
だから、非常に低いところから煙が出てきている。
それで爆発事象に伴ってバーンと出たんじゃなくて、
後からゆるゆると出ているんで、
割と風向が高いところじゃなくて、低い10m位の15m位の高さの風で
らいたい決着付けているんですよ
そうすると、山を登りきれなかったプルームがすごく多くて、
九州の熊本だと、西海岸の汚染状況と変わらないぐらいだとおもいます。
西海岸の方がむしろ逆に風が上がっていっているんですよね、
アラスカの方に向かってぐるっと回って、カナダの海岸べりから、アメリカ西海岸の方に落ちて行って、
バークレーの研究なんかを見てみると、多分1ベクレルぐらいの汚染状況はあり得るんじゃないかと。
それが今回の物かどうかというのもあるんですけど、
それに比べると熊本は、非常にクリアな状況だと思います。
熊本は測っていても非常に線量が低いですよね。
ただ、熊本でもキノコは止めた方がいいかもしれない。
僕はそれをずっと言いますが。
避けたい食べ物
山本:
さっき食べてしまいましたよ。
キノコ入りのお味噌汁を。
木下:あ・・・熊本だから安全だという?
山本:美味しかったですよ~。味はそのままですからね、皆さん。
木下:そうです、味は変わらない。
御堂岡:
いや、ただ実を言うと、これは私の方が、しつこくJAの方に言ってまして、
菌床といってキノコを作る元とかは、絶対に入れないように方向性を付けて下さいというふうに、
交渉しに行っていますんで、基本的に大丈夫かなと。
木下:
それをね、かなりしない事には実はこのエリアであっても菌床とか、おがくずが入ってきているんですよね。
そのおがくず自体がかなり汚染されていて、
おがくずだけで20ベクレル出るっていうケースが結構あるので、
キノコは吸うんですよ。だからそれだけは注意しなければいけない。
あとは、同じような観点でいうと、山の獣肉ですよね。
イノシシ肉とか、シカの肉は汚染度が高いので、
やっぱりこうしたエリアでそれがないという事をちゃんと、測っていって、ちゃんとチェックしていかないと、
それは非常に怖いものがあります。
山本:チェルノの時だって、1000キロ近く離れているところのベリーの採取が禁止になったりとか、
木下:結構そうですよね。
山本:
そういう事を知りながら、さっきキノコ入りのみそ汁を飲んだ僕はどういう事?、美味しかったですよ~
ま、でも注意したほうがいいという事ですよね。
木下:
ちょっとずつね、
だから、どこまで食べるかっていうのはもちろんあって、
お子さんに食べさせるレベルと、自分たちが食べるレベル、女性が食べるレベル、
ちょっと違う訳ですよね。
さらに年配の方だったら「もういいや」と思って食べる。
それは色々あると思います。
だから、もちろんそれをどこからどこまで覚悟するかを、ある程度考えながらやっていかなくちゃいけなくて、
これが難しいのは、
考えすぎると何にも食べられなくなるんですよ。
とにかく食べ物を食べないとか、極論を言うと日本のものを一切食べないとか、
そこまでやる事か?とは思うんですね。
危険度の高いものは食べないようにしていく。
だけど、ま、危険度がこの程度であれば許容していくというように、
やっぱりバランス感覚みたいにやっていかないと、それは僕はダメだと思います、続かないと思う。
だって、長いですから、先は。
続きを読むに海洋汚染
海洋汚染
山本:
海洋汚染についてはどうですか?
さっき土壌に関しては浜松あたりまで行けばチョットOKじゃないかと、
木下:
海洋汚染は結局、
一つは今NHKもよく言ってますよね、
川からの汚染っていうのがあるじゃないですか、これが一番怖いんですよね、
つまり山の中で汚染地があって、川を通ってくる。
これで一番落とし穴なのが新潟しょうきです。
要は、福島側の山から川が繋がっている訳ですね。
新潟のしょうきにずっと流れている。
だから、おそらく河川の中の魚はかなりやられています。
河川沿いの畑が大丈夫か?っていう問題が当然出てくる。
さらにいうと、魚で20ベクレル新潟で出ましたから、
多分新潟しょうきの魚でやられるものはある程度出てくる。
日本海側で一番あり得るのは、そこなんですよね。
それ以外に太平洋側だと、どこまで広く取るかなんですよ、問題は。
僕は、自分個人としては、
北海道の太平洋側から、静岡沖ぐらいまでの魚に関しては食べていません。
でね、愛知とか三重は、ま、比較的食べているんですけど、
比較的食べれるレベルだと思うんですよ。
産地偽装
ただ問題は、 三重の漁連の箱が増えているという話を築地の市場から聞いていたり、
札幌の中央市場から、仲買人がハマグリを持ってきて、
「三重のハマグリ」だと言われて、
「三重のハマグリなんて普段来ないじゃん?」って聞いたら
「 いや、本当は違うところのハマグリで・・・」みたいな
そういう話を聞くんですよ。
やっぱりね、 そういう事をしている業者が複数いるのは間違いない。
だから、そういう話を聞くと、どこからどこまでなのか、
西日本側にしておくしかないのか?とか、
そういうのをちょっと思いながら、いる状態です。
山本:熊本はそういう意味では、海洋汚染という意味では、お魚なんか大丈夫なんですよね。
御堂岡:ま、比較的みんな調べているから
木下:今のところは、熊本あたりで起きる事は無いと思います。
山本:
でも、これ海流的に、ひどい汚染のところがアメリカの西海岸に向かっていく訳ですよね。
それがまた、いつか、こう(太平洋をぐるっと回って)来ますよね。
木下:
ただね、難しいのは、中金属の粒子とか、下に沈むんですよ。
だから、ヘドロとして沈んでいくから、そうしたものの中の方が汚染度が高くなっていて、
上の、海上部分のところは一定程度で収まる可能性があるんですよ。
ただそれも、 放出が止まればという話で、
止まってないからこの話は続いているという、
しかも、止まってない状況が海中だけじゃなくて、原子炉の中も、アレ、止まってないんですよ。
もう明らかに冷温停止っていう状態じゃないですね。
70度が正解かどうかもわからない。
もうちょっと出ていてもおかしくない。
明らかに状況が悪くなっているフクイチ
やっぱりその、特に1月の1日以降おかしくなっているのは、殆ど間違いがなくて、
1月1日の地震っていうのは、長く揺れたんですよね。
揺れの大きさは強くなかったけれど、長く揺れた。
長く揺れるとどうなるかというと、破壊の程度が強くなる。
これは、良く習ったじゃないですか、物理学で。
あの状態ですよ、ずーっと長く揺れるからそれで壊れていく訳です。
壊れた部分があり、それで何かの拍子でおかしくなっていったので、また、熱を帯びてきている。
だから、ホウ酸をまた1トン入れていますよね。
11月は半分なんですよ。
だから、それを倍入れているという事は、それだけ倍危険があるという事だと認識をしているんです。
もちろん。「冷温停止状態をした」という宣言状態にあるので、
その宣言に東京電力は縛られていますから、
ウソでもいいからウソ話を続けるしかない状態に、多分陥っている。
それをひたすら続けている状況です。
だけど、70度で特に危険があるという状態じゃなくてそれが90度になって危険がすぐあるっていう訳じゃないけど、
これがさらに上昇してくると本当に危険になってきます。
その状況が、何となく今も続いているという状況で、
だからそれでその近くにいられるか、っていうことですよね。
僕は感覚的にはいられないし、居たくない。
山本:いや、本当に、言葉を失いますね。
木下:言葉を失わせる事だけは得意なんです。
御堂岡:早くみんな熊本、宮崎とかに避難して欲しいなと僕も思います。
ーーーつづく
東京のメディアはなぜ来ない
木下:だからね、
山本さんは俳優でお仕事されていて、
僕もメディア周りで仕事をしていますよね。
そうすると、不思議だと思いません?これって、そんなに難しい話じゃないじゃないですか。
でも、そんなにこの話をしてくれ、って言って、東京のマスコミきますか?
山本:いや、来ないです。
木下:
地方はありますよね、でも東京は来ないですよね。
海外は来るけど、東京は全く来ないですよ。
何でかが不思議なんです。
それでさらにいうとね、テレビとか新聞は
新聞は、さらに東電の圧力があってとかそれはいろんな事があるかもしれませんよ。
だけど、通常、週刊誌とかはいちばん来るんですよ。
でも来ないでしょ?
これは、御堂岡さんに聞きたいんだけど、もともとその仕事をしていたんだから、
御堂岡:はいはい
木下:なんで、何で来ないのかっていうのは、なんで?
御堂岡:
どうして来ないんですか?って言っても・・・
これは、会社ごとに違うんですけれども、
たとえば、東大派閥が多いところっていうのは東大派閥で縛りがあるし、
木下:それは新宿区にある会社ですか?
御堂岡:
あの~、もう言っちゃうけど、
週刊新潮っていうのが長滝重信とか中川恵一とかですね、
ウソばっかり付いている人たちの常に特集を組んでいますけれども、
あそこはですね、オウム真理教と戦う時に、僕は盟友だという事をお互いに行っていた人達もいたんですが、
僕の方から、もう、関係を切ったりだとか、
もう、なんか介入(開示?)してこようとするんですけれども
何なのかというと、彼らは、もう、社員制度で東大派閥があるんですね、
そうすると、編集長ごと完全に買収されているから、もう、
恫喝と買収のセット
木下:買収なんですか?
御堂岡:
買収だと思いますね、何となくもう。
言っている話が何となく。
で、私自身にも買収の気配がありまして、
恫喝と買収が必ずセットできますからね、原発村っていうのは。
木下:ああ・・・あのね、
これは逆にテレビ新聞の側が分かりにくいのは、
多いですよね?週刊誌は、実はそういうたぐいの話は。
ギリギリの事を書くので、そういう、ある意味危険と表裏の状態なんですよ。
だから、そういう意味では脅しも来るし、お金も含めて何とかするから黙ってよ。っていう、そういう話しですよね。
御堂岡:全くそうです。
で、週刊新潮は社員制度なんで、
フリーライター制度の会社はまた別で、どうなるかというと、
今度は、原発を輸出したり、東芝がらみの広告代理店が、
やっぱり、買収と恫喝セットで、もう・・・
木下:
分かります。僕のところにもね、
たとえば100人200人知っているんですよ、東京のメディア関係者とか。
あの、殆ど、誰もかけてきません。
悪いんですけど、僕より、多分この情報が集まっている人はいないんですよ。
普通なら、確認取材とかがあるんですよね。
ないんですよ。
全然違う「ホリエモンはどうなっていますか?」とか
そんな電話をかけてきて、もう目がテンになるんですけど、
「お前、俺がやっていること分かっているのか?」
「分かっていますけど・・一応・・データだけ木下さん教えて下さい」とか、
そういう事は言ってくるんですよ。言ってくる癖に
「これが重要だ」っていう事を言ったら
「重要だっていう事は、それはおっしゃる通りなんですけど・・・・できないんですぅ~」とかいうんです。
で、まじめな記者がやりたがっても、
編集長が「あーでもない、こーでもない」って言って取り潰したとかいう話ばっかり聞こえてきて、
「なんだそれ」っていうかんじですよね。
御堂岡:
編集長とか副編集長が、「広告落とすぞ」って、恫喝が入っちゃうんですよ。
恫喝が入った後で、それを飲んでくれると、広告が増えるんですよね。
そしたらもう、山本太郎さんの取材は無くなると。
木下黄太さんの取材は無くなっていくと。
また、ちょっと、雑誌とかいうのにはなかなか難しいところがありまして・・
ーーー「がれき」問題に続く
「広域瓦礫処理」はマスコミのせい?
木下:
だからね、その問題から言うと、ちょっと僕はブログにわざと書いたんだけど、
「がれき」の問題っていうのもね、結局何でやっているのか?っていってね
ある民主党の議員が言っている話です。
ま、ちょっと、直接聞いてないから名前はあげないけど、
菅政権の中で割と真ん中にいた議員ですよ。
その議員が言ってきたのは「マスコミのせいだ」って言ってきたんですよ。
なんでかっていうと、マスコミが瓦礫に関して、
「早く処理しろ、処理しろ」っていうから、逆に追い詰められている。
でもね、それは半分は当たっているんですよ。
半分当たっているのはなんでかって言うと、
結局ここ何年かの、10年ぐらい、政権がどういうふうに立ち上がってきたかというのは、
結局マスコミが「これじゃないか」っていうふうに言ったところに政権が立ち上がるみたいな状態が、
だいたい小泉さんの前あたりから、ずーっとその状態が続いているんですよね。
結局そうした状態の流れの中で、何て言うかな、
日本の政治が主導的な役割を持って無くて、テレビや新聞の後追い状態になっているところがあって、
そうした時にね、テレビメディアも新聞メディアも本当にダメなんですけど、
目の前に悲惨な人がいる。だからその悲惨な人を助けなきゃいけない。
そこはいいですよ、同情するのは。
それで何とかしなきゃいけない、それもいいです。
だから他の事を放っておいてそれを優先するみたいなところに、ボーンッ!っていくんですよ。
それでね、何にも瓦礫にね、
津波で瓦礫がある、瓦礫の処理をした方がいい、一刻も早く処理しよう。
言う通りなんです。全く間違いは無い。
放射性物質が出ていなければ。
そうしたことの単純な事を考え付かない。
がれきは外から線量を測定できるのか?
だから、0.01ミリシーベルト位で「大丈夫なんです瓦礫は」
いいですか、
瓦礫を外部線量で測って分かると思いますか?
山本:かなり近くまで行かないとわからないんでしょ?
木下:いや、・・っていうかね、ごめんなさい分からないんですよ。
山本:そうなんですか?
木下:
これね、検査会社のやつらと、ちょっと色々話したんです。
まずね、ちゃんと検査するためにはミリシーベルトだと、まず、何にも分からないんですよ。
だから、ベクレルという単位(Bq/Kg)で測るしかなくて、その単位で測れる機械は2個しかなくて、
その2個の機械のうち、多分1個しか現場で使える機械は無くて、
それも遮蔽して、ちゃんと囲いをして、そのものを持ってきてちゃんと当てないとわからないんですよ。
それを、15分とか20分計測している。
で、瓦礫のある特定のものはそれで分かるわけです。
ところが瓦礫は何トンもあるわけですよね、何万トンも。
そうすると、そこはわかりました。次の瓦礫はまた分からないんです。
御堂岡:
そうなんですよね、瓦礫というのがいわゆるケーキのミルフィーユみたいになっているから、
ある層は多いけれ素、ある層は無いという事があるわけですよ。
だから、うちらも専門家と調べたんですけれども、
やっぱり、ある層は数100ベクレル、ある層はこれまで通り一桁ベクレルしかない。
じゃ、これ、その層ごとに外に出す?どう決めるんですか?っていう話になっちゃって
「混ぜるのか?」
(※東京は家庭ごみと混ぜていました ↓ )
強引過ぎる瓦礫受け入れ・どうやったら止められるんだろう「東京都女川町瓦礫受け入れ開始」
山本:っていうか、もう、計測することは不可能ですね。
御堂岡:全くそのとおり
木下:出来ない、出来ない。
山本:
僕、東京都に電話したんですね、
がれきを受け入れる受け入れないって言っている時に。
そうしたらなんか、
「25メートル四方の塊にして、それを4つ置いたと、で、高さは1mで計測したから大丈夫だ」っていうんですよね。
「じゃ、距離はどの位なんですか?」って聞いたら
「距離は不明だ」っていうんですよね。
だから・・・距離の問題でも何でもなくて、今お聞きしたら。
そういうふうに一つ一つ遮蔽しながら測っていくっていう事なんですか、
木下:
だからね、計測会社のやつはね
「絶対に出来ない」って言ったんです。
まずそれが一つ目で、
バグフィルターで放射能は取れるのか?
二つ目は、ここのところ明らかになってきているのは、
清掃でバグフィルターで取れると、言ってるじゃないですか。
「フィルターで取れますよ」って。
前から思っているんですが、
放射性物質がどの程度本当にバグフィルターで取れるのかという研究が、果たしてあるのかないのかという時に、
殆どないんですよ。
それがなくて、実際に放射性物質に詳しい人に言えば言うほど
「たぶん無理じゃないか」って言うんですよ。
それは何故かというと、
粒子が小さくなってきて、それでほとんどガス化してしまうじゃないですか、セシウムやなんかは。
そうすると、出ちゃうんですよそのまま。
99%取れますなんていうのは多分大ウソで、
おそらく取れても7割8割9割位で、1割ぐらい出ちゃったりすると、それを掛け算していくと・・・
たかだか数10ベクレルぐらいであっても、それが何万トンってあったりすると、
それが掛け算で出ていきますから、どんどん放射性物質が、
全く無いエリアに垂れ流される状況みたいになる可能性があります。
そんな事をするメリットが、誰があるのかさっぱりわからない。
山本:何を狙っていると思います?
木下:でも、何にも考えてなかったりして・・・もしかして。
山本:ホントですか?
木下:
民主党の政治家たちが言っているのは、「やむを得ない」と言っているだけで、
おそらく細野氏なんかは自分の立場ですよね。
だって、静岡の三島は彼の地盤ですから、
静岡でとにかく燃やしたいんですよ。
他に燃やさせられないから。
それで、受けたのが島田市です、明日行く。
山本:それ、彼がやりたい事は地元の産廃業者に対して瓦礫利権を分け与えたいと?
木下:
いや、そうじゃなくて、
多分、自分が政治家として、この立場をどうしたら維持するのかという事を考えていると思うんですよ。
多分、もうそれぐらいしか彼は考えられなくなっていると、僕はいろんな言動から見ています。
山本:彼が政治家として生きるためには、地元の人に長生きしてもらわないとダメでしょ?
木下:
いや、だからそれは・・なんていうかな・・・
ちょっと頭が働くとそうなるじゃないですか。
ちょっとね、ちょっとだけ考えると。
でも、ちょっと考えないんですよ。
そこを考えずに、目先の自分が、もう、明日の立場が保てるかどうか?
明後日保てるかどうか、半年後ぐらいまで保てるか、ぐらいにしか、考えてない。
(えーーーーっ!?Σ(゚Д゚ノ)ノウソッ!!)
山本:おめでたいですね、ほんとに。54:54
木下:
何かするんだとしたら何年かかるじゃないですか、
その何年かもいかないんですよ、そうすると、もうそこはどうなっているんですか?って話が止まっちゃっている。
山本:その日暮しですね
木下:その日暮らしだと思いますよ。
御堂岡:もう、明日の島田に二人の気持ちは言っているという感じですが、
山本:いや、います。ここにいます
御堂岡:一応熊本は瓦礫が止まっているんですよ
山本:いいですね、今のところOKですね
御堂岡:
いまのところOKです。でも、島田みたいになったら来て下さい、二人とも。
そりゃ頑張りますけれども、ここにいる皆さんも頑張ってくれると思いますけれども、お一人お一人が。
55:27
山本:
ドイツで、ドイツで国会議員の方とお話しした時に、
要は、脱原発を言っているんだけども、まだそれは完全じゃないんだと、
市民一人ひとりの力が弱まった時に原子力ムラが息を吹き返すと、
それは多分原発に限った事じゃないんですよね、
がれきの事に関しても、今は大丈夫だけど、この後わからないという状況だと思うんですよ。
御堂岡:全くそうです。
山本:
だから、今は来ていないけれども、この後どういう展開になるか分からない
これをやっぱり、しっかりと監視して、しっかり声あげてという活動をしていかなければいけないという、
面倒くさいですねーほんとに。
木下:
だからね、やっぱり思うんだけど、
一般の人が、今までは関係の無い事で済んでいたのが、済まなくなって、
済まなくなった時代に3月11日以降突入して、それがそろそろ1年が経過しているっていう状況なんですよ。
これ、多分ね、山本さんとかが一番そうなると僕は思うけれども、
あの、こうした事を言っている人が少ないじゃないですか、
私たち含めて何人かじゃないですか、
そうすると、そういう立ち位置にいる人たちが、
ある意味覚悟を持ってそういうものを背負っていかなければいけないような状況になり得るような、
そうした、その状況だと思います。
だって、いまだにね、この事を日本の政治家の人達とか、理解していないんですよ。
ほぼ、9割9分理解してない。
山本:
これはもう、理解する事を止めたんですかね、
それとも理解する頭がないんですか?
頭がないって、
木下:
あっ、頭がない人もいると思いますよ。
頭が無い人もいますけれども、理解したくない。
あのね、日本の、東京のマスコミも同じですけど、
理解した瞬間に、なぜ自分がここにいるのか?
何を自分が報道しているのか?
あるいは何を自分が政治家としてやっているのか?
という事に、根源的に答えが出なくなるじゃないですか、つまりやっている事がおかしいから。
それを認めたくないんだと思います。
自分がしている事が間違っているという事を認めたくない人たちの感覚なんだろうなと思います。
そうすると、やっぱりね、それがおかしいと言っている立場の人達が、もっと増えていかなければならないし、
多分もっと、増えると思います。
それはこの間も残念ながら、言っているように健康被害が具体化すればするほど増えるんですよ。
そうした時にその事を踏まえて動く人達というのが、
市民の間からも出なくてはいけないし、
私達みたいにブツブツ言っている人達は、もっと責任を持ってやらなければならない状況に、僕はなると思います。
これは、していかなければならない事なんだと、多分思いますよ。
それしかすることがね、もう無い気がして来ていて、
そこをどこまでどうするのかという・・・
だから熊本みたいなこういう場所って言うのはそういう意味では、
そういうのが起こってくる、ね、場所ですよね。
安全だし、しかも、非常に人が活動的に動ける、つまり価値がある。
ーーー瓦礫問題に関して、次回ブログからの抜粋
この話はね、許してはいけない。
だっていいですか?お子さんの命一人ひとりのロシアンルーレットをさせるんですか?っていうことですよ。
させる必要はないんですよ!
で、じゃぁその瓦礫をね、
どこか固めて東北地方に置いておいてね、それによって人が死ぬのか?
死なないです。
そのままあるだけですから。
もうちょっと言いますね、
秋田の田沢湖から聞こえてきた話で、
田沢湖の周辺でね、「やっぱり瓦礫の処理をします」って、そこの区長が言う訳ですよ。
それで、要は
「その瓦礫のために子どもたちが泣く思いをしている。
がれきがそこにあって大変なんだ。そこの瓦礫の横をお父さんやお母さんが死んだ子供たちがね、
小学生が通って大変な思いをしている。だから処理をしてくれ」
「じゃぁ、処理するしかないな」っていうんで、まとまったという話になるんです。
で、確認をするんです。
その引き取る自治体に確認の電話をしました。電話をしたところ、
小学生の子どもで、お父さんお母さんが亡くなったお子さんは、まずいません。
さらに、そのエリアの瓦礫は、今別のところに持って行って、目にする事がありません。
という回答がきました。
そこまでウソついているんですよ!
なんのためにそんな事をするのか!
そんなに国によく思われたいのか!
でも、それが日本の自治体のバカな組長のレベルです。
ーーーーー
続きを読むに熊本の役割
熊本の役割
御堂岡:
あと、昨日も、宮崎ではなかった報道が多数入っちゃいまして、
熊本日日新聞とか、
本当に熊本の報道って言うのは、水俣病のころから、ずーっとそういう事をおっかけていらっしゃいますから、
意識的にやっぱり、公害病という事に関して意識が高いんですよね。
やっぱり、一番、あと、みんなから恐れられて尊敬されているのが
水俣病弁護団。
これが原爆認定症に於いても、低線量被ばくを科学的に証明して、例証しているという事もありまして、
あと、五木村のね、ダムを止めてしまって、ダムの建設まで止めてしまったという、
ちょっと人間業とは思えない程、恐ろしい人たちがいるんですけれども、
でも、会うとすごいいい人ばかりで、あ、その1人が高岡先生ですよ、昨日の。
山本:昨日お話ししました。とても、骨太の方が多いという事ですね。
御堂岡:
そうです。
公害病、そうした弱者への低線量被ばく低線量でも確実に起こる事を実は裁判でも日本では分かっている。
で、木下さんも、事象を観察すると分かっている、
実を言うと山本さんも、いろいろ見てきたと思うんですよね。
そういった中でこの熊本というのは、もうそろそろまとめに入っちゃおうかと思うんですけど、
熊本ってね、どうしたらいいと思いますか?これから。
木下さんも山本さんも来てみて、いろんな人とお話しをされてみて、
これからの熊本。
明日の島田の瓦礫は止めて下さい、二人で。僕らも応援します。
山本:
もちろん熊本はそういうふうに弱い方に手を差し伸べるような、そういう県民、人たちが多いという事をよくわかるし、
けれど、巻き込まれる可能性というのがすごく大きいですよね。
大きいというか、可能性がある。
それはやっぱり、周りに原発もありますしね、佐賀だけじゃなくて薩摩、伊方もあるわけですよね。
御堂岡:火山が噴火して石だけで原発が壊れるっていう計算が出ているっていう事ですよね
山本:設計社でしたっけ、菊池さんっていう方がボーリング玉一発で突き抜けるみたいな話をされてましたもんね。
御堂岡:だから、ま、そこで熊本もどうしたらいいのかという、
木下:
あのねぇ、まずは、放射能の被害者の方、被害があると思っている方がやっぱり、南東北とか関東圏にいて、
その被害者の方達が行ける場所っていうのが何処なんだろうという事を考えた時に、
それは一つは熊本というのはね、やっぱり名前が良く上がってくる場所なんですよね。
それは地理的な事も含めて、安全度が高いという事と、場所がある。
しかも、国民的な形で、ここの方だけでもいろんな形で活動がありますよね。
だから、そうした事を受け止めて行くという作業が絶対必要だと思うんですね。
二つ目はやっぱりそうしたことの健康被害の状況も踏まえたうえで、
放射能に関する考え方からすると、原発はいらないんですよね。ひとつも。
その危険度というのが圧倒的に高い状態になっている。
だから、そうした事をやっぱり熊本からもきちんと声をあげていく。
その二つとも同じ作業としてやっていくという事は、とても重要だと思います。
これは今までのように政治的に反原発とかね、そういう事を唱えるという、そういう事じゃなくて、
もう、生存競争に近い話しだと思うんですよ。
そうしたなかで、 安全度の高い地域がより安全度を高めるという作業をするほうが、
安全度の低い地域は、しっかりと思考停止していて動きが悪いんですよ。
逆に言うとこうした地域からあげていく声が、どんどん、どんどん東京を取り囲んでしまった方が、
僕は事が早いと思います。
その役割は、熊本はあると思います。
九州の中でも特に中心的な役割なんじゃないですかね。
御堂岡:
そうですね、その意味もあって、最初のメッセージでちょっと書いていましたけれども、
山本さんは熊本のみんなは目覚めさせるきっかけになって下さいという話をしていたと思うんですよね。
本当に、実を言うと宮崎でも沢山の人が目覚めた感じで、
熊本でどうしたらいいのかという事を常に考える状況でございます。
山本:
木下さんが全部おっしゃいましたけれども、
もう、守るしかないですよね、このままじゃ守れないですよ。
地震の活動期ですもんね、
このまま次の原発の事故が起こらないなんて、ただのラッキーなんですよね。
で、原子力発電所というものが、どういう想定で作られていたかというのもはっきり分かりましたよね。
地震津波に関する想定は、デタラメだったんだって。
お金を使いたくないから、結局コストダウン、コストダウンという事でああいう形になって、
で、耐えられなかったという、
そんなものが日本全国中にあって、で、熊本という値は今汚染されていない。
ということはあるかもしれないんですけど、
それももう、時間の問題かもしれませんからね。
今はもう、テンポアップしていかないと間に合わないというところまで来ていると思います。
だからこそ、木下さんも足を運ばれたと思うし。
で、やっぱり熊本を守らない事には、日本の食料という事に対して、このさきに不安しか残らないです。
全て諦めなければいけなくなるというか、綺麗な水も無くなるし、食べ物も無くなるし、
で、せっかく放射能被害から非難をされてきた方も、行き場を失ってしまうような状態ですね。
放射能、事故によって、生活を破壊されたような人たちが、
また避難先でも生活を破壊されるような事になってしまうという、
その可能性が日本全国中にあるという、
やはり熊本という土地は、先程の言いましたけど、
弱い人たちに手を差し伸べるようなそういう人たちが多いと思うんですね。
だからこそ、今手を差し伸べないと、もうどうにもならないと思うんです。
木下さんがおっしゃった、東京に包囲網を作るという意味で、九州代表というか、
「九州は絶対に熊本から守るぜ」という気概が今必要な時なのかなと思いますよね。
木下:
テンポアップは、いりますよね。
急がないと間に合わないと思います。
ーーーつづく
何時までもやらないよ!
山本:
あ、昨日僕ね、宮崎で、皆さんがドン引きしちゃった発言をしちゃったんですけど、
要は「このまま何時までも僕はやっていない」と。
木下:あー、はいはい、はいはい。
山本:いつまでもやれないですよ。
木下:ええ、同じ事を思いますよ
山本:というのは僕、生きるためにこの市民運動に参加しただけで、だから、自分の命優先です。
木下:そうですね。
山本:だから、もうその方向性が見えるのって、多分次の選挙ですよね
木下:あーーー、それはそうだと思いますよ。
山本:
次の選挙で、どれ位の人が目覚めているかというのが大事で、
国会に揃った顔ぶれが多少、やっぱり希望が見れるような顔ぶれにならなかったら、
もう、僕はもう一回同じ事故が起こると思うんですよ。
政府が機能停止している理由
木下:
あのね、何が起きてもおかしくない状況なの。
おそらくそれで、対処が出来ないです。
今の日本の官僚システムの状況とか、その言っている状態、
つまり要は今の政府の状態をそのまま突き進む以外の発想がないと、
多分防ぐという発想がないんですよ。
そこにね、脳がいっていない、頭が行っていない。
僕、極論言いますよ。
被ばくをするとね、一番に来るのは脳ですから、脳神経ですから、
そうすると考えが及ばなくなってくるんですよ。
だって、経済産業省の植え込みの前は1万ベクレルあるんですから。
そうすると、少なくてもその辺は数千ベクレル
霞が関に落ちているんですよ。
それを全然吸っていない筈はない、彼らが。
(※原発事故前から脳神経がやられていたのかもw(゜o゜*)w!
文科省発案の「レンガ」は0.22μシーベルト/h(「人形峠」番組内容書き出し・資料あり)すでに全国へ
東京霞が関の農水省、文科省、そして、原子力機構の関連施設で使われている事実が公開されている
人形峠製レンガは、日本の政治の中枢、永田町でも使われていた。
参議院議長公邸、中庭の花壇が620個の人形峠製レンガで作られている。
レンガ一つが出す放射線量は平均で、毎時0.22μシーベルトになるよう、管理されている。)
山本:
理由が分かりましたよ。
機能停止してい理由が分かりました。ディープな被ばくをしていますね、やつらは。
木下:
してます。明らかです。絶対そうです。
だから、より深刻度が高いんですよ。
だからそうなってくると、頭がしっかりした人を国を支えていくような事をしない限り、
本当におかしな国になっていきます。
どうですか?だって、行かれましたよね、ベラルーシとか、どう思われました?
山本:
もう、一番ショッキングだったのはベラルーシでしたね。
チェルノブイリの原発があるウクライナに対してという事じゃなくて、
チェルノブイリの30キロ圏内というのももちろんショッキングでしたけれども、
一番ショックだったのはやっぱりベラルーシだったんですね。
木下:ああ、やっぱり。汚染程度がひどかったですからね。
山本:
その汚染というものに対して、その結果というものは、
外から来た取材陣に対してはぺらぺらしゃべってくれないんですよね。
そういう部分じゃなくて、16~7年続く独裁体制の中で、市民運動が完全に弾圧されてしまっているという状況。
で、もう、声をあげる事さえもできない。
大統領の悪口を言っただけで、「刑事が連れ去って拷問」みたいな、そんな世の中なんですよ。
もちろんメディアはコントロールされているじゃないですか、
で、医者も本当の事を言わない、学者も本当の事を言わないという、
「あれ?これ何処かに似ているな」って思ったら、日本ですよね。
木下:
いや、だからね、北朝鮮のことなんかでもね
「北朝鮮がひどい、ひどい」って報道し続けている訳ですよ、日本のメディアは。
それはひどいとおもいます。だけど、
「今、日本のメディアがやっている事は北朝鮮のメディアがやっている事とどこが違うのか」と、
合理的に解を返せる東京のメディア人が一人でもいるんでしょうかね?
問題ですよね、ベラルーシも。
山本:
もう、なんか、
「北朝鮮がひどい、ベラルーシがひどい」よりも超えてますよ。
本当に、この国の状態はレベル10ぐらい行っていますよね。
木下:
もうね、ヨーロッパから見た時に信じられない事が起き続けていて、
しかも、この「冷温停止」という言い訳は、もう、全然立たなくなっているんですよ!
この状況になっているのにそれを言い続けていて、
しかもその言い続けている事、それさえも報道しないような、
それはメディアという役割を果たしてないし、
それ以上に政府機関というものが、もう執行停止状態になっている。
こんな状況をこのまま放置していいとはちっとも思いません。
それをどこから帰るかといった時に、じゃぁ熊本から変えましょうと、やっぱりそういう事じゃないですかね。
つづきは続きを読む
全国各地の動き
御堂岡:
いや全くその通りで、全国紙からブロック紙まで一応全部チェックするんですけれど、
まともな原発報道をしている紙面は
広島の中国新聞という新聞社と、熊本日日新聞という新聞社2社しかないですよ。
今日も取材に来られていますけれども、
だから、正直言うと、 長崎新聞はどうも買収されているっぽいんですよね、おかしい。
やっぱり広島が・・長崎は原爆がちょっと入市被ばくとかがなかったんで、
木下:新聞社のレベルもあるけどね。
御堂岡:
まぁそうなんですが、
ただ、本当に今、 広島の人間と 熊本の人間しか目覚めてない状態にあるかな、全国的に見たら。
木下:あと沖縄でしょうね。
御堂岡:沖縄、はい。
木下:
沖縄は何かそれが非常に強くなっている。
ちょっと僕がビックリしたのは、あとは 徳島ですね。
徳島が何故かこの件に関しては、異常に排除、放射性物質を排除したいという意向がすごいですよ。
そういうのが非常に・・・だから、給食の事に関しては一番早かったですよ。
これは徳島小。
そういうのも含めてね、思わぬところで思わぬ事が起きてくるんです。
でね、ちょっとビックリしたのは、 大阪なんかでもね、
本来大阪で瓦礫の集会をやった時に、
市民グループっていっても、旧来の市民グループの人がちょっと集まって、形にならなくてっていうのが、
だんだん、だんだん人が集まり始めているんですよ。
極論言いますと、維新の会の中からも聞きに来た人がいたりして、
いろんな意見が向こうに伝わるようになってきている。
非常にまだね、状況は混とんとしていて、
まだまだ、情勢は危ないんです、非常に危ないんですが、
でも、全くと言っていいほどこの話を無視してもいいという判断には立っていない。
いろんなデータを積み重ねていくと、危険度が明らかにある事が分かってきて、
その意味ではどこまでどれを止められるか。
だからやっぱりね、 大阪を止められるかどうかが、一番大きいんですよね。
山本:そうですね
がれき広域処理を止められるか
木下:
大きな山ですね。
ま、島田は全焼する。島田は本当に無理クリやられる可能性が高くなっているので、
それがとにかくおかしなことだと、
この島田の事態を、もし全国に広げてしまったら終わりだし、出来れば島田も止めたい!
出来れば止めたい、だからそこのせめぎ合いになっている。
山本:これでも、住民の8割ぐらいが反対しているっていう話を聞いた事があるんですけど、
木下:
嫌だから極論言うとね、そんなに住民が反対しているなら、それはもうリコールすればいいんですよ。
市長とか。
そういう世界の話しです。
そこまで行けばいいんです、そこまで島田市民が行けるかどうかなんです。
この話はね、許してはいけない。
だっていいですか? お子さんの命一人ひとりのロシアンルーレットをさせるんですか?っていうことですよ。
させる必要はないんですよ!
で、じゃぁその瓦礫をね、
どこか固めて東北地方に置いておいてね、それによって人が死ぬのか?
死なないです。
そのままあるだけですから。
がれき処理をするための組長のウソ
もうちょっと言いますね、
秋田の田沢湖から聞こえてきた話で、
田沢湖の周辺でね、「やっぱり瓦礫の処理をします」って、そこの区長が言う訳ですよ。
それで、要は
「その瓦礫のために子どもたちが泣く思いをしている。
がれきがそこにあって大変なんだ。そこの瓦礫の横をお父さんやお母さんが死んだ子供たちがね、
小学生が通って大変な思いをしている。だから処理をしてくれ」
「じゃぁ、処理するしかないな」っていうんで、まとまったという話になるんです。
で、確認をするんです。
その 引き取る自治体に確認の電話をしました。電話をしたところ、
小学生の子どもで、お父さんお母さんが亡くなったお子さんは、まずいません。
さらに、そのエリアの瓦礫は、今別のところに持って行って、目にする事がありません。
という回答がきました。
そこまでウソついているんですよ!
なんのためにそんな事をするのか!
そんなに国によく思われたいのか!
でも、それが日本の自治体のバカな組長のレベルです。
市町村に入る金
山本:これ、でも、お金もらえるからですよね?そこまでこだわっているの。
木下:
それもあるんですよ。
結局、もう金の事しか考えないんです。
北海道でも同じ事が起きています。
お金が欲しくて欲しくて欲しくてしょうがないんです。
でもね、いいですか、
その市の予算とかそんなものに限って言うと、
別にそれ(お金)がどうなっても最後はそれはそれだけのことで、
じゃあ、組長が「俺のせいでしたすみません」って言って、首切れば終わりなんですよ。
極論言うと、
そこで、そこに国から余り銭を貰う事をしている自治体の感覚そのものがおかしくて、
自治体そのものそのものが、その中でやれる事を立てていけばいい
そういう事が出来ていないんですよ。
だから日本の国の政治家達が、根底から間違っているんです。
それをどうやってた出すかという話に、最後は行きついていくんです。
生き死にが問われているからそこまで行かざるを得なくなってくるんです。
しょうがないんですよ、他に方法論がない。
山本:一気にしゃべっていただきました。
御堂岡:本当に、「熊本どうしよう」という話からね、「木下さんのどうしよう」って言う話に行っちゃったんですけど、
木下:よくいわれます、すみません。
山本:
でもね、これ本当に人ごとじゃないですよね。
全て自分の事と捉えて、、起こっている問題。
御堂岡:全くそうですよね。
大阪の橋下さん
山本:
いつか来ますもんね。いつか、アプローチ来ますから。
そこでブロックできるかできないかって言う事ですよね。
でも、島田からも学べるし、大阪からも学べるし、
大阪は、でも・・・結構頑なっぽいですね
木下:橋下さんがね・・・あの人は性格に問題があると思うんですよ。
山本:あれなんですか?慎太郎にあこがれているんですか? 01:12:27
木下:
いやぁ、だから結局自分が、何て言うのかな、ああいう活動をしていく中で
自分が主とした政党を作って、自分が総理になりたいというのが、多分彼の野望でしょうね。
その野望が見え隠れしていて、その野望に乗っかったら得だと思う人たちがいっぱいいってて、
別にね、それが悪い、いけないとは言っていないですよ。
だけど その野望のために瓦礫を処理する事が間違いだという事に、彼が気付くか気付かないか。
彼自身の心の闇の問題だと、僕は思いますよ。
どこまで彼の闇が深くて、どこまで彼が自分を最後コントロールできるか。
コントロール出来たら、・・・だって、彼だって何人もの子持ちだから、
答は、ハッキリする筈です。
遷都(せんとは都”宮処”を移転すること)の可能性
御堂岡:ただ、大阪に遷都するんじゃないですか?
木下:
大阪かどうか、京都かもしれませんけどね。
ただね、僕はずっと言っているんです。
だって、遷都するしか方法は無いんです。
高度に被曝したエリアでね、あれ、モスクワがもし被ばくしていたら、
モスクワはムリですよね。
キエフとかだからあの程度で行けると思ったわけで、あれはキエフの町のレベルってやっぱりあるじゃないですか。
首都だなんて言ったって、ウクライナとかベラルーシは非常にやっぱり、
連邦国って言ってもね、殆ど地方みたいなもんですから、
そうしたエリアの県庁所在地ぐらいならいけるでしょうけれども、
メトロポリタンみたいな状態を東京に本当にもう、担わせるかどうかという事は、
僕は本質的にはムリだと思います。
だって、それだけ被ばくしていて健康被害があり得る場所に、
お子さんや若い女性が居続けるって、居続けない方がいい訳で、
じゃ、子どもや若い女性がいない所に、首都を置くって、
そんなの発想としておかしいじゃないですか。
御堂岡:ま、おかしいですよね
木下:
そんなのは代えていけばいい訳で、首都を遷都した歴史なんて、
だって、100何十年遷都していないだけで、
その前の歴史を見たら何年かおきに遷都したのなんて何個だってあるんだから、
そんなのは、要は可変的にやればいいんですよ。
今までにこだわらなければいいだけで、それをしていけばおのずと活路は開けます。
しかも多分、先任地でそれをするかしないかで、経済的な利得もそっちの方が大きいと思うんですよ。
御堂岡:全くそうで、本当は皇居なんかも、もともとはお住まいは京都ですから。
木下:
江戸城ですからね、あれは。
太田道灌が居たところで、別に天皇陛下は関係は無いので、直接は。
合理的に考えるとおかしいんですよ。歴史的に考えると。
御堂岡:
しかもセシウムって言うのはカリウムと勘違いして循環するんで、
あの緑の多い皇居に、非常に危険ですよね。
セシウム花粉だらけという・・
木下:もちろん、那須野御用邸は危険度はさらに何倍もあります。
御堂岡:何倍もありますよね
木下:何倍もあります
那須の土地はあげちゃった
山本:僕、那須に土地を持っていたんですよ。
木下:えーっ!?
山本:
栃木県に那須というところがあるんですけれども、そこに土地を持っていたんですよ。
一回、コマーシャルバブルの時代があったんですよ。
で、その時に、土地を買おうと、広~い土地買って、母親に何時でも家を建ててやろうって、
いい話でしょ?
でも、飛んできちゃったんですね、山盛り。
それを、じゃぁどうしようかと思って、売ろうとしたんですよね、
全然買い手なんてつかないんですよ。
木下:つかなかったの?
山本:
全然つかないんです。で、それを「どうしよう」と思って、
結局それを寄付しようと思ったんです。ね、
けど、自治体とかも全く受け取らないとか、固定資産税だけもらった方が得だという、
木下:ああ~
山本:だから絶対動かないんですよね。
御堂岡:大変なことになっていますね
山本:
で、もう、お年寄りの方で、「汚染されているよ」って話をしても「OKだ」っていうから
「じゃ、差し上げます」。みたいなかんじで。
木下:あげたんですか?
山本:はい
木下:なるほどね
首都圏の地価暴落
御堂岡:
あのぉ、いちばん、だから僕が今一番言って言うのが
首都圏で固定的な不動産を持つのが一番のこれからのリスクだと。
木下:それはそうですよ
山本:
僕もだから、2月に、2月ももう真ん中ですけど、大阪に移るんですね。
その、やっぱり、東京の汚染度というのがどのくらいか分からないし、おそらく深刻だろうという事で、
で、マンションを売ろうとしたんですよ。去年の8月ぐらいから。
でも全然動きがないんですよ。
すごく便のいいところで人気のあるマンションなんですけど、
もう、しょうがないから元値の半分まで下げて、
木下:東側だったんですか?
山本:品川の港南側ですね。
木下:
だから本来、そんなに人気の無いところじゃないですよね、
むしろめちゃめちゃ人気のあるところです。
山本:
だから今、マンションがここ何年かで建ってきてアクセスがめちゃめちゃいいんですね。
湾岸の高速が通っていたりとか、新幹線が停まったりとかという意味で、
すごく人気があるところだったんです。
家の前が公園で。
木下:
いや、品川の港南口で売れにくくなっているというのは
それはちょっとショックですね。
山本:
そうですね、でも全然動きがないっていうのも不動産屋さんが言っていましたね。
何社か変えたんですけどね。
木下:
僕もちょっと
僕も、世田谷の等々力に住んでいたんですよね
割と高級住宅地なんです、周りが。
そうすると、
やっぱり、8000万位から一億数千万位の物件の壁紙がずっと多かったんです、不動産屋。
ところがこの前帰ってビックリしたのは、全部6000万円台を切っていたんですよ。
5980万、5800万とかそんなのばっかりの壁紙になっていて、
全然、高額物件の不動産が消えていたんですよ。
もちろんそれは売りやすくするためにいろんな事があるんでしょうけど、
ちょっと、「えっ?」ってビックリしていて、
不動産屋の紙を見てるだけで、おかしなことをいくつか気づく事がある。
2回目に気付いたのは、
これは学芸大学で気づいたんですけど、
学芸大学の不動産屋で、一列何故か京阪神のマンションばっかりになっていたんですよ。
それは今までなかったんですよ、まったく。
「えっ!?」っと思って、それも。
「なんで?」って思って。
金持ちは動き始めている
山本:移住が多いんですね
木下:
そうなんです、
東京の金持ちが、熊本はちょっと聞いてないですけど、福岡、札幌、京都、大阪、神戸あたりのマンションで、
高い部屋から買っていきます。
山本:
国内でまず移動しようと思ったんですね。
それも3月4月ぐらいですけど、
色々探したんですけど、沖縄とかもすんごい上がっているみたいですね。
木下:あー、上がってるんですか!、そうだろうなぁ~
山本:
沖縄でしょ?っていうような値段が付いているんですよね。
もう、東京の良い時と変わらないような値段が付いているマンションがありましてね、
これはムリだなって。
木下:だって引き手があるわけですよね、やっぱりそうなるとね。
山本:熊本はどうですか?今
御堂岡:熊本は地価が上がっていますよ
山本:わぁーきてますねー。01:18:19
今までの常識は全部崩れる
御堂岡:
だからもう本当に、これは海外のシュミレーションでも出ているんですけど、
東京圏のセシウムが汚染されたところで何が起きるかっていうと
若者が消えるから若者向けの仕事は消えるのと、
最大のリスクへ不動産の、所有不動産。
賃貸だったら良いんですけれども、その人たちがこれから一番困ると。
その辺の周辺の安全なところの地価は上がりますけどね。
だから、その辺が熊本から発信して、
どんどん「もう、熊本に来て下さい」というような形でやっていくしかないのかなと。
木下:
地方はね僕は熊本以外でいつも最近言っているんですけど、
とにかく西日本の方の地方の人達っていうのは、
今まで経済的に何か、マイナスがあったり、東京から取り残されたりと、いろんな事があったじゃないですか。
これは、絶対にこの構図は崩れますからね。
これは、どこがどうなるかはこれからその地方地方の頑張りによって違ってくるけれども、
思わぬ地方が思わぬ形で勃興してきたりとか、そういう事が普通に起きますよ。
こういう変動が起きるという事は普通は無くて、
しかも日本の経済状態がすごく落ち込んだ状態になっているんじゃなくて、
一定レベルの経済パワーがある中でそれをやるという事は、
あながちマイナスばかりじゃないですよ。
ダメになる地域もあれば、伸びる地域は上っていきますから。
これは面白い現象が起きますよ。
通常考えていた、今までの ここ20年位の間の常識は全部崩れるかもしれない。
御堂岡:
そうなんですよ、実を言うと4月1日から熊本は政令指定都市になるという。もう一つ決まっていまして、
その点でもちょっと、私が熊本に来た理由でもあるんですけど。
食料の方向であるとかね、やっぱりこれから日本を守るという、復興させるためという、
とにかく、ちょっと山本太郎さんにもそこらへんの熊本の重要性も勉強していただきたくて、呼んだという、
木下:是非熊本に移住をですか?
御堂岡:そうなんですよ、お母さんをまず移住させようと、昨日から説得しているんですけど、
山本:家の母のことですか?(笑)
御堂岡:
そうです。熊本にね、独り舞台の本を読んでいただけた方はお分かりになると思いますけれども、
とても素敵なお母さんで、うちのオーナーもまず、
「お母さんも今度呼ぼう」という話になって、ww
お話し会みたいな感じで、録画禁止とかで、はい。
山本:良いですね、これからバブルの香りがしますね
木下:
いや、そうなんですよ。
だからね、事はね、そういうふうになっていくんですよ絶対に。
だから、なるところとならない所があるじゃないですか。
だから僕ね、東京の人達にも言いたいし、仙台の人も同じだし、福島なんかもっとそうだけど、
流れに乗っていった方が得なんですよ。
そこにしがみつけばしがみつくほど、致命傷は自分たちがなってくる、
とにかく気付いた時にはまず健康被害よりも先に経済破綻が来る可能性がある。
そうすると、手を打った人の方が勝つんですよ。
そういう状況になっていますよと。
自分がしがみついて、いたものが、いつまでもそのままあるとは思わない方がいい状況ですよと、
そこをそろそろ、もう一年も経つんだから、分かった方がいいと思いますよ。
僕はね、ブログを見ている人間がやっぱり多いじゃないですか、
その人たちがもう何万人も見ていて、もう何回も見ているんだから、
もういい加減にそれに気づいて、
別にここにきている方に言う必要はないんだけど、本当にそう思います。
山本:
いまだに、木下さんの講演会に何度も足を運んで、ある地方で。
で、ずーっと、未だに迷い続けている方がいらっしゃるんですよね。
木下:かなりいると思います
山本:「また来たのか」っていう感じですか
木下:
いや、「また来た」っていうのはいっぱい居ると思うんですよ。
で、僕が聞いたら、皆さん何回も来ているらしくて、
「どっかで見たな」とか僕は思っているんだけど、分からないじゃないですか。
だいたい地方の講演会でも100人、200人規模は普通にあって、
東京だと500人を超える状況なので、そうするともう、誰がきているかが分からないんですよ、こっちも。
ただ、どうも3回位来ているだとか。
ちょっとね、このまえびっくりしたのは、
どこの会社かって、山陰のね講演会を主催した方っていうのは、
お母さんがやったんだけども、もう旦那さんも同じニュアンスで、
でも旦那さん、ものすごく有名な一部上場の社員です。
しかも、仕事の内容を聞いたら、明らかにエリートビジネスマンです。
でも彼は無いを言っているかというと、「だめだ」と
つまりね、普通に分かっているんですよ。
でもね、とにかく仕事は自分は東京にあるから、東京都の行き帰りになるけれど、
でも子どもや、奥さんを置いておけない。
「これは常識的にきっとなってくる」やっぱり言うんですよ。
そういうなんていうのかな、
「特殊なお母さんが、頭がおかしいからそうなっている」ってね、言っているバカな人達がいっぱい居るじゃない。
全然もう、そんな状況じゃないんですよ。
当り前に東京で普通に仕事している、つまり国際的なビジネスをやっているそんな連中でも、
「これはムリかな、ムリかな」って思い始めている。
だんだん、だんだ、、そのデッドエンドが近付いてきていて、
しかも、地震の要素がありますよね。
これがやっぱり非常に怖い。
これはおそらく東大が70%の確率であれだけのマグニチュードの物が起きると言いだしている、4年以内に。
もっと、近々に起きる可能性が一定程度の時じゃないと言わないんですよ、あそこは。
普通言わないんですよ。
でも、あそこまで言っているから、
相当踏み込んで言っているだけじゃなくて、相当確率があるから言っているというふうに想定しているんです。
その危険度がある状況の中で居られるか、という形になるんですよ。
普通はいられないです。
だってもう、二重三重に危険があるわけですから。
その状況だから。
だから頭がいい人が気づいているということを、少し頭が悪い人もそろそろ気づいた方がいいと思う。
もう、ここにいる人はみんないい訳ですよ、もうすでに気づいて終わっている人なので。
それは良いんですが、是非そういう事だと私は思います。
御堂岡:
いや、本当に、今日はだんだん熱くなってきて、僕はよかったんですけれども、
木下、山本:汗かいてますよ、汗。
山本:っていうか、随分厚着されていますねw
御堂岡:
いえ本当に、ちょっと寒いんですココロが・・冗談です。
本当に今日はお二人にみんなとのトークセッションがざっくばらんにできて、良かったです。
これだけ論点が出ると気付いたことも多かったんじゃないかと思います。
私も一番言いたいのは、無関心を無くすような方向性、
無関心こそがやっぱり原発村の見方をしているというのがあると思います。
そしてやっぱり、時々応援に行って下さい、なにか。
例えば大阪というのがやっぱり最後の拠点になると思います。
私がこっちに来てずっと提唱しているのが、
九州安全連合をまず作り、
その後に、西日本安全連合を作らなければいけないだろうと、
食の安全ですとかね、言っているんですが、
大阪の拠点が落ちるとこれは九州島と四国島以外は、もう危ない状態になってしまうんですね。
何故かというと、陸続きというのは食の流通で、産地偽装が出来ちゃうんです。
それっていうのは裏で、もうほんと、やくざさんがからむような事がすぐ起きちゃうという形になっておりまして、
そういった事で、本当に熊本をどうしたらいいかという事が、
少しづつ浮き彫りになってきたトークセッションで、本当にありがとうございました。
ーーートークセッションおしまいーーー
【今話題のモリカケってどんなもの!?】
森友、かけ学園(通称モリカケ)って聞いたことはあっても、あんまり中身は分からない?
そんな人からモリカケ上級者(笑)まで、
あの、衆院選挙で安倍首相と戦った黒川あつひこさんが詳しく教えてくれます
良かったら美味しいコーヒーでも飲みながらちょっとだけ選挙のお話や、政治界の世界の裏話を覗いてみませんか?
九州横断モリカケツアー2018!!
熊本は、
2月19日(月)
14時〜/19時〜の二回です。
ご都合の良い時間にお越しください。
会場;スターライト・カフェ
熊本市 中央区 出水 7-95-3
https://www.facebook.com/STARLIGHTCAFE1991/
参加費;無料(カンパ 歓迎)
主 催;モリカケ追求全国ツアー熊本実行委員会九州ツアー2018年2月
15(木) 北九州市
16(金) 福岡市
17(土) 宮崎市
18(日) 大分市
19(月) 熊本市
20(火) 由布院
https://www.facebook.com/events/578335759169617/
2021年 7月 濱田 龍郎「生と死を見つめて」〜新型コロナとの39日間の闘い〜
8月 津留今朝寿「9・11、20年目の真実」~被害者にユダヤ系アメリカ人はいなかった?~
「コロナ問題を考える」街頭演説会
9月 濱田 龍郎「浦上の丘に登れば」
「コロナ問題を考える」全国同時多発交流会@熊本
第1回 熊本時局会議
津留今朝寿「9・11、20年目の真実」Part2
10月 第2回 熊本時局会議
2020年 1月 木下 黄太
2019年10月 れいわ新選組 山本太郎 街頭演説@熊本
2018年 2月 黒川 敦彦
2017年 木下 黄太
2016年 新井 信介
2015年 新井 信介
2014年 新井 信介
2013年 山本 太郎、安部 芳裕 あべよしひろ、新井 信介、中山 康直、半田 広宣、nueq lab
1月/2月/3月/4月/5月/6月/7月/8月/9月/10月/11月/12月
2012年 山本太郎、木下 黄太、中山 康直、nueq lab
1月/2月/3月/4月/5月/6月/7月/8月/9月/10月/11月/12月
2011年 安部 芳裕 あべよしひろ
2010年 ベンジャミン・フルフォード、外山 恒一、千坂 恭二、中川 文人
講演動画
ベンジャミン・フルフォード
安部 芳裕 あべよしひろ
山本 太郎
山本太郎 vs 外山恒一
Kumamoto
Resistance Movement
860-0803
海のピラミッド
熊本市 事務局